☆☆☆第18回けいはんなシーズフォーラム先取り紹介☆☆☆
今回は、京都大学と奈良先端科学技術大学院大学から、環境・エネルギーに関する最先端技術をご紹介します。
<京都大学>
1.「リグニンと糖の同時利用を目指した植物バイオマス解体技術の開発」
セルロースとともに植物の主要成分の一つであるリグニンの有効利用 が課題となっており、マイクロ波を利用して分解する技術を開発中。
分解後の物質は、食品、燃料、プラスチック代用品など、用途は幅広く、多様な企業との共同研究に期待している。
2.「泡を用いた廃水処理技術」
環境規制が強化されるなか、工場廃水は含有成分、量、処理条件などが夫々に異なるため、特に中小企業においてはコストをかけずに最適な処理方法を見出すことに苦労している。
これに応えるべく、研究室で蓄積してきた泡を用いた浮遊選別法の技術について、事例を交えて紹介する。
3.「C1化合物を対象とした省エネ型炭素固定技術」
C1微生物(メタン、メタノール資化性菌)、更に植物との複合生物系の共生関係などが明らかになりつつある。
その最新研究をお話しするなかで、C1(メタン)の燃料資源化、さらに食糧増産への
活用などの展開可能性について紹介する。
<奈良先端科学技術大学院大学>
4.「プログラムモデルを維持しつつ大幅な高性能・低電力化を可能とする
プロセッサアーキテクチャ」コンピュータを動かすプログラムには、同一計算が繰り返される部分が多く、これらを纏めてプログラムに組み入れた際に処理の高速化、省エネ化につながる技術を紹介する。
5.「環境ストレス下においても効率的な翻訳を実現する、植物での外来遺伝子の発現方法」熱等の環境ストレス下における翻訳遺伝子の役割を解明する最新の研究とともに、バイオマス分野における高温下での有用物質の増産につながる可能性について紹介する。
6.「SiCパワーデバイスを高性能化するMOS界面欠陥の低減技術」
SiC半導体と絶縁膜との界面にリンを添加することにより、電子の移動速度を上げ、
スイッチングによるエネルギー損失を大幅に改善する技術を紹介する。
両大学から、多様にしてユニークな環境・エネルギーに関する最先端技術をご紹介いたします!!乞うご期待。
●日時 平成23年1月27日(木)13:30~17:20
(名刺交換会17:30~18:30)
●場所 関西経済連合会 29階会議室
(大阪市北区中之島6-2-27 中之島センタービル)
●主催 財団法人 関西文化学術研究都市推進機構 新産業創出交流センター
●共催 京都大学、奈良先端科学技術大学院大学、社団法人 関西経済連合会
○開会挨拶
(財) 関西文化学術研究都市推進機構 大阪オフィス所長 佐藤 有彦
○シーズ紹介 (講演時間30分+質疑5分)
<京都大学>
(1)「リグニンと糖の同時利用を目指した植物バイオマス解体技術の開発」 13:35~14:10
生存圏研究所 バイオマス変換分野 教授 渡辺 隆司 氏
(2)「泡を用いた廃水処理技術」 14:10~14:45
大学院エネルギー科学研究科 エネルギー応用科学専攻 助教 日下 英史 氏
(3)「C1化合物を対象とした省エネ型炭素固定技術」 14:45~15:20
大学院農学研究科 応用生命科学専攻 教授 阪井 康能 氏
<奈良先端科学技術大学院大学>
(4)「プログラムモデルを維持しつつ大幅な高性能・低電力化を可能とするプロセッサアーキテクチャ」 15:35~16:10
情報科学研究科 コンピューティング・アーキテクチャ講座 教授 中島 康彦 氏
(5)「環境ストレス下においても効率的な翻訳を実現する、
植物での外来遺伝子の発現方法」 16:10~16:45
バイオサイエンス研究科 植物代謝調節学講座 助教 加藤 晃 氏
(6)「SiCパワーデバイスを高性能化するMOS界面欠陥の低減技術」 16:45~17:20
物質創成科学研究科 微細素子科学講座 助教 矢野 裕司 氏
○名刺交換会 17:30~18:30
※参加費:無料
※申し込み:FAX又はホームページからお申込み下さい。
※お問合せ先:関西文化学術研究都市推進機構 大阪オフィス TEL: 06-6441-9213
☆ホームページからのお申込みはこちら
☆FAXでのお申込用紙はこちらから
☆シーズ紹介の要旨集はこちらから