けいはんなから、低炭素社会実現に向けての新たな提案
廃棄物を、燃やさず有用物・エネルギーに転換
低炭素・ゼロミッション社会の構築に向けて
廃棄物を、燃やさず有用物・エネルギーに転換
低炭素・ゼロミッション社会の構築に向けて
平成21年度「低炭素社会に向けた技術発掘・社会システム実証モデル事業(経済産業省委託事業)」の採択を受け、(財)関西文化学術研究都市推進機構(新産業創出交流センター)では、環境先進都市「けいはんな」を目指した取組の一環として、また、その第一歩として、この10月から、下記の事業を実施することといたしました。
事業名
「有機性廃棄物エネルギー完全転換装置による低炭素・ゼロエミ社会の構築」実証事業
全体像
次の取組を通じて、「有機性廃棄物エネルギー完全転換装置(K2-PEC*)による低炭素・ゼロエミ社会の構築」を 図り、「K2-PECシステム・けいはんなモデル」として、全国に発信する。
| (1) | 約800℃の過熱水蒸気を利用し、燃焼させずに有機性廃棄物を処理する装置をコア技術とし、本装置から生成される乾留ガス等を活用した発電システムを開発。 |
| (2) | (1)のガス発電と太陽光発電を組み合わせた急速充電システムを開発し、廃棄物収集車のEVへの転換を促進することにより、「CO2削減」と「エネルギー再利用」を達成する仕組を構築。 |
| (3) | K2-PECから生成される炭化物を地域通貨として、ゴミ減量化を進めるインセンティブを発揮することにより、「ゴミ減量」を促進。 |

取組の経過
平成20年立ち上げ、「エネルギー自立(自律)の地域と家と車のハイブリッド空間の形成」を大テーマに展開してきました「けいはんな環境・エネルギー研究会」の取組を基礎に、けいはんな学研都市において先行的に取り組まれていた「過熱水蒸気式ガス化・炭化装置」の予備実証事業を継承し、国、地元自治体等関係機関のほか、地域住民の支援を得て、持続可能社会形成に貢献する新たな本格的な実証事業として推進する。
なお、本事業は、京都府において進められている"持続可能な都市づくり"を目指す「けいはんなエコシティ推進プラン」の事業としても、位置付けられている。
なお、本事業は、京都府において進められている"持続可能な都市づくり"を目指す「けいはんなエコシティ推進プラン」の事業としても、位置付けられている。
実証の内容
| (1) | 過熱水蒸気式ガス化・炭化装置を開発し、燃やさないで有機性廃棄物を処理することにより、これまでの燃焼方式による処理に対するCO2削減効果等を実証する。 |
| (2) | 過熱水蒸気式ガス化・炭化装置から生成される乾留ガス等を活用し、電気エネルギーの回収とEVゴミ収集車の走行を実証する。 |
| (3) | 過熱水蒸気式ガス化・炭化装置から生成される炭化物を基礎に、地域通貨を発行することにより、そのインセンティブとしてのゴミ減量効果を実証する。 |
実証の意義
| (1)モデル性 | 廃棄物処理場の更新期を迎えて、なお、更新に困難を来している全国約300施設を抱える自治体への導入と新たな地域発展の可能性を拓く。 |
| (2)先導性 | ゴミ袋の有料化でなく、地域通貨(有価物としての炭化物)によるゴミ削減を目指す。 |
| (3)効 果 | (CO2削減効果) 例1:ゴミ焼却する場合に比して、プラスチック由来のものについては、80%のCO2削減 例2:焼却更新に困難を来している全国約300の焼却施設に普及した場合、我が国廃棄物部門の排出量(約3,670万トンCO2)の約3.5%削減 |
実証事業の要素
| (1) | 実証場所 京都府相楽郡精華町北稲八間小字打越59-1(精華町打越台クラウンド横) |
| (2) | 事業費(委託費) 77,620千円 (内 機械装置等開発費 38,615千円) |
| (3) | 実証期間 平成21年10月16日から平成22年3月31日 |
| (4) | 実証装置 1.過熱水蒸気式ガス化・炭化装置(既設) 2.ガス発電装置(新設) 3.太陽光発電パネル(新設) 4.急速充電ステーション(新設) 5.EVゴミ収集車(新設) |
| (5) | 事業実施組織
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| (参考)協力機関 | 京都府、精華町、北稲八間区、精華町環境ネットワーク会議 京都大学、京都EV開発(株)、関西電力(株)、パナソニック(株)先端技術研究所、 (株)ジーエス・ユアサパワーサプライ ほか |
実証実験の概要スケジュール







